【薬の知識中級編】胃腸炎・発熱時の対処法、薬の保管方法は?

はじめに

くすりママ
くすりママ

薬局で薬の説明をしてもらっても、忘れてしまったりあやふやになったりすることありませんか?

患者さん
患者さん

薬の説明をしてもらったのに、家に帰ると使い方が分からなくなってしまうことがあるの。

患者さん
患者さん

私は使う順番が分からなくて、電話で聞いたことがあるよ。

くすりママ
くすりママ

多くの方が、同じような経験があると思います。

そこで今回は、【薬の知識中級編】として、よくある質問の中から5つを紹介していきます。

同じように疑問に思ったことがある内容だと思うので、よろしければご覧ください。

下痢が酷いのに整腸剤だけ?

これから寒くなると流行りだす、胃腸炎。

吐き気、腹痛、下痢で辛いので、少しでも早く楽になりたいですよね。

風邪ではなかなか病院を受診しない人でも、吐き気や辛い腹痛、下痢だとかなりの確率で受診するようです。

そんな時、吐き気どめは出るのに下痢止めが出ないことが多いのはご存知ですか?

冬場に流行る胃腸炎は、多くがウイルス性の胃腸炎です。

ウイルスや最近による症状は、基本的には体からそれらを出してしまった方が治りは良くなります。

咳やくしゃみ、鼻水が体から悪いものを出そうとする(生体防御反応)ように、嘔吐、下痢も同じように悪いものを体から出してくれます。

なので、症状が出てから数日は下痢は止めない方が良いのです。

そういった理由で、下痢止めではなく整腸剤が処方されることが多いのです。

ウイルスや細菌による胃腸炎の場合は、下痢が辛いからと市販薬で下痢止めを買って飲んでしまうと症状が長引くこともあるので気をつけましょう!

くすりママ
くすりママ

もちろん、診断によっては胃腸炎でもウイルスや細菌によるものでなければ、最初から下痢止めを使うケースもあります。

医師に処方されたものであれば安心して使ってくださいね。

2種類の坐薬、使う順番は?

これも胃腸炎の時に多いケースです。

よくあるケースは、子供の胃腸炎で、高熱を伴い吐き気がひどく薬が飲めないというケース。

吐き気どめと解熱剤の坐薬、2種類が出る事が多いです。

この2種類の坐薬であれば、吐き気どめ→解熱剤の順番で使うのが正解です。

吐き気はあまりなく、熱だけが高い場合は初めから解熱剤を使い、吐き気止めは症状が悪化した時に使えばOKです。

ポイント

吐き気止めの坐薬は室温保存でOKですが、解熱剤は溶けてしまうので冷蔵庫で保管しましょう。

解熱剤は使うべき?

解熱剤は、頓服で出る事が多い薬です。 (頓服についてはこちらの記事に詳しく書いています。)

熱があると使いたくなるのが心理ですが、辛い時だけの使用の方が治りが早いと言われています。

なぜなら、発熱は体が戦っている証拠!

体の温度を上げて、ウイルスや細菌の動きを鈍らせ、免疫でそれらをやっつけているのです。

子供はまだ上手く熱を出せないので、急に高熱を出したりします。

高熱だと解熱剤を使いたくなりますが、本人が辛そうだったりグッタリしていなければ使う必要はありません。

くすりママ
くすりママ

その代わり脱水症状にならないようにこまめに水分補給をさせてあげましょう。

漢方薬は効果が出るまで時間がかかる?

この答えは、ものによります。

「漢方は効果がマイルド、長期間服用しないと効果が出ない」と思われている方も多いと思います。

ですが、漢方でも頓服で出されるものもあるんですよ。

以前お話しした通り、頓服は辛い症状が出た時に飲む薬です。

と言うことは、飲めば辛い症状をすぐに改善できないといけないですよね?

漢方にも比較的即効性のあるものもあり、漢方だから効果が出るのが遅いとは一概には言えません。

目薬は冷蔵庫で保存するべき?

くすりママ
くすりママ

実家では、冷蔵庫に目薬を保管していました。

もちろん、私も昔は冷蔵庫で保管しないといけないと思っていました。

昔から目薬は冷蔵庫で保管する、と言うのが一般的だったと思います。

種類によっては必ず冷蔵庫で保管しなければいけないものもありますが、ほとんどの薬は常温保存でOKです。

逆に、冷蔵庫に入れてはいけない薬もあるので、全て入れておけば良いやと言う考えだと危険です。

くすりママ
くすりママ

冷所保存と書かれていなければ、常温保存でOKですよ。

薬の保管方法

薬はどうやって保管していますか?

  • 薬袋に入れたまま
  • 高温多湿を避けて缶に保管
  • 冷蔵庫に保管
  • お薬カレンダーや薬ケースに入れて1回分ずつ保管

など様々だと思います。

数日分であれば、薬袋に入れたままでも問題ないと思います。

長期間分の薬をもらっている場合は、高温多湿を避けて室温で保管しましょう。

シートに傷が付くと外気に触れてしまうので、密封できる入れ物に入れておくとなお良いと思います。

湿気を避けるために、冷蔵庫に入れている方も居ますが、冷蔵庫は開け閉めの時の温度変化が激しいです。

取り出した時に、冷えたものが室温にさらされて結露しやすいので、逆に湿気を寄せ付けることになります。

くすりママ
くすりママ

実は、冷蔵庫保存はあまりオススメできない保管方法なんです。

まとめ

これからの季節、胃腸炎やインフルエンザなどで体調を崩すことがあるかもしれません。

もし今回書いた内容と同じような薬をもらった時は、参考にしてみてください。

インフルエンザや胃腸炎にならないよう予防も大切です。

今後、予防法や感染した時の除菌法などもお伝えしたいと思います。

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