【お悩み相談】子供が抗生物質を飲んで下痢をしたけど、どうすればいい?

抗生物質を処方されて飲んだことがある人は、お腹の痛みや下痢の副作用が出た経験がある人も多いのではないでしょうか?

今回は、実際に友人から受けた、抗生物質の副作用についての相談内容を記載します。

同じように今悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

相談内容

久しぶりの友達が、私が薬剤師と知っていたので相談の連絡をくれました。

相談内容はこちら。

「子供が病院で抗生物質を貰ったけど、下痢になっちゃって。

副作用だったらやめたほうが良いのかな?

でも、抗生物質は飲み切らないといけないっていうし、どうすればいいかな?」

薬剤師としてのアドバイス

この場合は、なぜ抗生物質が処方されたかという情報がありませんでした。

実際の文面はとても慌てた様子だったので、初めの返信である程度アドバイスしていたほうが良いと思い以下のような内容の返事をしました。

・処方された理由にもよるけれど、今、ものすごくひどい下痢が続いて辛いようなら、抗生物質をやめて再度病院を受診したほうが良い。

・軽い下痢の場合は、薬の可能性もあるし風邪の症状の場合もある。

・生活できる程度の軽い下痢ならば、そのまま抗生物質を続けたほうが良い。

なぜ、このような回答をしたか以下に理由を説明します。

再受診した方が良い理由

抗生物質を飲み始めてから急にひどい下痢が出た場合、副作用の可能性があります。

抗生物質をやめれば、効果が切れる頃徐々に下痢も治るでしょう。

副作用と判断されれば、必要であれば違う系統の抗生物質に変更してもらえたり、整腸剤を処方してもらえたりします。

ただ怖いのは、違う病気の可能性がある場合です。

特にひどい下痢の場合は、再度医師の診察を受けたほうが安心です。

お願い

副作用だった場合は、お薬手帳の副作用欄に薬品名・副作用症状を記載しておきましょう。

軽い下痢の場合は?

軽い下痢であれば、副作用だった場合でも抗生物質をやめなければいけないほどの症状ではないと思います。

この場合は処方日数分、飲みきるのが無難です。

くすりママ
くすりママ

抗生物質でお腹がゆるくなりやすい場合は、受診時に医師に伝えておくと抗生物質に効果のある整腸剤も処方してくれることが多いです。

また、副作用ではなく、元々の風邪などによる症状の場合もあります。

その為、慌てて受診しなくても数日様子を見て判断するのでも遅くはないと思います。

ただ、急変などがあれば受診しましょう。

抗生物質を飲みきる理由

それは、途中でやめてしまうと抗生物質が効かない「耐性菌」が出来やすくなるからです。

耐性菌について、一般の方に向けたサイトがありました。

とても分かりやすい記事でしたので、参考にして下さい。

AMR臨床リファレンスセンター:http://amr.ncgm.go.jp/general/1-2-1.html

まとめ

今回は実際に受けた相談内容についてまとめてみました。

抗生物質については、最近、耐性菌という言葉も一般的になって来ており「飲み切らないといけない」という意識も広く浸透して来ています。

それ故に、私の友人のようにどうすべきか悩んでしまう方も多いと思います。

急に下痢になると驚きますし、腹痛を伴うので親としては心配ですよね。

私が働いている薬局では、抗生物質をやめて再受診してもらう基準を

「ひどい下痢、1日に何度も出る辛い下痢」を1つの目安として伝えています。

少し下痢をしたからといって慌てず、良く様子を観察して看病してあげてください。

受診するべきか迷った時は電話相談もできるので、以下参考にしてください。

こども医療でんわ相談#8000

保護者の方が、休日・夜間の子供の症状にどのように対処したらいいのか、病院を受診した方が良いのかどうか判断に迷った時に、小児科医師・看護師に電話で相談できるものです。

出典:厚生労働省HP https://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html


東京都民の場合小児から大人まで利用できる救急相談センターもあります。

#7119 救急相談センター

急な病気やケガをした場合に、「救急車を呼んだほうがいいのかな?」、「今すぐ病院に行ったほうがいいのかな?」など迷った際の相談窓口として、「東京消防庁救急相談センター」を開設しています。
東京消防庁救急相談センターでは、これらの相談に相談医療チーム(医師、看護師、救急隊経験者等の職員)が、24時間年中無休で対応しています。

出典:東京消防庁HP https://www.tfd.metro.tokyo.lg.jp/lfe/kyuu-adv/soudan-center.htm

最後まで読んでいただきありがとうございます。

今後も実際に受けた相談内容など徐々に載せていこうと思います。

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